コラム
地域に開かれた病院
創立当時(1923年:大正12年)は畑に囲まれていた周囲も、時代の移り変わりとともに様変わりし、現在では住宅地として発展し、教育機関も多く点在する文教地区となりました。
そのような地域のなかで、当院はこの地域の精神科医療の中核を担ってきました。地域に根付いた精神科として、『地域に開かれた病院』・『外から見える精神科』づくりを目指しています。地域との交流も大切にしており、その一環として、近隣の教育機関のご協力も賜りながら、デイケアホールを開放してのイベント等も実施しており、地域の皆様と交流する機会を設けております(小学生:美術作品の展示、中学生・高校生:吹奏楽による演奏、大学生:ボランティアの募集、等)。
加えて、近隣の教育機関の職業体験や各職種の教育実習生の受け入れも積極的に行っております。
また、平成14年に改築された現在の建物は、従来の重々しい精神科病院とは異なるシャープで現代的な建築デザインを採用しております。広々とした外来ロビーに象徴されるように、エントランスから病棟までユニバーサルデザインの概念を取り入れた構造は、高齢者や障害のある方にも快適にご利用いただけ、浜松市内で初のハートビル法の認定を受けました。
どうしても閉鎖的なイメージが付き纏う精神科医療ですが、誰もが気軽に尋ねることのできる精神科医療機関でありたいと考えています。これからも、地域の精神保健に寄与できるよう、職員一同、日々努力して参る所存です。
そのような地域のなかで、当院はこの地域の精神科医療の中核を担ってきました。地域に根付いた精神科として、『地域に開かれた病院』・『外から見える精神科』づくりを目指しています。地域との交流も大切にしており、その一環として、近隣の教育機関のご協力も賜りながら、デイケアホールを開放してのイベント等も実施しており、地域の皆様と交流する機会を設けております(小学生:美術作品の展示、中学生・高校生:吹奏楽による演奏、大学生:ボランティアの募集、等)。
加えて、近隣の教育機関の職業体験や各職種の教育実習生の受け入れも積極的に行っております。
また、平成14年に改築された現在の建物は、従来の重々しい精神科病院とは異なるシャープで現代的な建築デザインを採用しております。広々とした外来ロビーに象徴されるように、エントランスから病棟までユニバーサルデザインの概念を取り入れた構造は、高齢者や障害のある方にも快適にご利用いただけ、浜松市内で初のハートビル法の認定を受けました。
どうしても閉鎖的なイメージが付き纏う精神科医療ですが、誰もが気軽に尋ねることのできる精神科医療機関でありたいと考えています。これからも、地域の精神保健に寄与できるよう、職員一同、日々努力して参る所存です。
時代の要請に応じた、適正で良質な精神科医療の提供
刻々と変化・発展する精神科医療の時流に柔軟に対応し、より良い医療を目指しています。当院のあゆみのなかでも、平成14年の改装時にストレスケアユニットを配置、平成30年に認知症カフェを開設、令和元年に各病棟にクッションルームを設置する等、その時代のニーズに応じた取り組みをして率先して施策・導入してまいりました。
当院に勤務する職員一人一人が、こうした最新の精神科医療の情報をキャッチできるよう、研修制度を拡充させ、院内・院外の研修を通して自己研鑚に励んでおります。
当院に勤務する職員一人一人が、こうした最新の精神科医療の情報をキャッチできるよう、研修制度を拡充させ、院内・院外の研修を通して自己研鑚に励んでおります。
やさしいこころ
現代では、年齢、男女を問わず、子供からお年寄りまでストレスにつかり、心が疲れ、人に話してもよくわかってもらえないいらだちや悩みがあるのではないでしょうか。周りからは理解してもらえない職場のストレスや不適応など一人で悩みながらも糸口が見つからないことがままあります。かつてのように人と人の関係の中でストレスが癒された時代と異なり、希薄な人間関係とゆとりのない高度の生産性を求められる現代ではわずかの不調が知らず知らずのうちに長期化し疾病へと導かれる可能性があります。
このように現代の増加し続けているストレスは、弱ちつつある人と人の関係のなかの癒しの機構では対処しきれなくなってきています。今日的現象として、ゆううつな気分や、意欲の低下、いらいらした気分や、不安など誰にいつ起こっても不思議ではありません。あるいは漠然とした身体的不調や検査では異常を見つけられない身体的な症状などに悩まされる方も多くみられます。そしてまた、現代的特性として古典的な精神疾患も軽症化しているといわれます。かつて入院が必要と考えられていた人達が通院加療しています。なおかつ、入院期間も短くなっています。加えて脳の時代と言われる現代、脳の仕組み、機能に関する基礎研究、医学研究はめまぐるしく進歩し続けています。そして、従来は対人関係や発達過程の問題と考えられていた症状が脳内の制御機構の不均衡によるものであり、薬物療法が有効であることが確認されるに至っています。
我々の病院には古い歴史があります。大正12年設立の当院はこの地域の精神医療の中核を担ってきた自負があります。移り変わる時代の中で、いらいらする、寝付かれない、朝早く目が覚めてしまうなど現代ならではの症状に対応し、脳科学の進歩とともに歩む医療の実践を目標としてます。そしてまた医療と福祉を切り離して考えることもできません。経済的な問題もさることながら、職場の問題、隣近所の問題をはじめとした世の中には沢山の暮らしにくさがあります。一度に解決できるとは言いませんが少しでも自分たちにとって過ごしやすくする方法を一緒に考えたいと思います。
誰もが気軽に尋ねることのできる精神科医療機関でありたいと思います。誰もが持つ心の中の治癒力に働きかける優しい心をもって皆様と接したいと思います。
このように現代の増加し続けているストレスは、弱ちつつある人と人の関係のなかの癒しの機構では対処しきれなくなってきています。今日的現象として、ゆううつな気分や、意欲の低下、いらいらした気分や、不安など誰にいつ起こっても不思議ではありません。あるいは漠然とした身体的不調や検査では異常を見つけられない身体的な症状などに悩まされる方も多くみられます。そしてまた、現代的特性として古典的な精神疾患も軽症化しているといわれます。かつて入院が必要と考えられていた人達が通院加療しています。なおかつ、入院期間も短くなっています。加えて脳の時代と言われる現代、脳の仕組み、機能に関する基礎研究、医学研究はめまぐるしく進歩し続けています。そして、従来は対人関係や発達過程の問題と考えられていた症状が脳内の制御機構の不均衡によるものであり、薬物療法が有効であることが確認されるに至っています。
我々の病院には古い歴史があります。大正12年設立の当院はこの地域の精神医療の中核を担ってきた自負があります。移り変わる時代の中で、いらいらする、寝付かれない、朝早く目が覚めてしまうなど現代ならではの症状に対応し、脳科学の進歩とともに歩む医療の実践を目標としてます。そしてまた医療と福祉を切り離して考えることもできません。経済的な問題もさることながら、職場の問題、隣近所の問題をはじめとした世の中には沢山の暮らしにくさがあります。一度に解決できるとは言いませんが少しでも自分たちにとって過ごしやすくする方法を一緒に考えたいと思います。
誰もが気軽に尋ねることのできる精神科医療機関でありたいと思います。誰もが持つ心の中の治癒力に働きかける優しい心をもって皆様と接したいと思います。

